2023/01/20
とにかくニキビ跡の赤みを何とかしたい
「ニキビはだいぶ落ち着いてきたけど、赤みが気になる」というお悩みは当院でも大変多く寄せられます。
ニキビ自体はある程度薬剤でのコントロールもできますが、ニキビによるダメージは何らかしらの形で残ってしまいます。
ニキビ跡はお化粧で隠したりするよりも、美容皮膚科などでの治療によって早く改善することが可能です。
今回は、美容皮膚科で行うニキビ跡の赤み治療についてご紹介いたします。
ニキビ跡の赤みとは
赤みを帯びたニキビ跡の原因は、ニキビによる毛穴へのダメージが長期間続き、毛穴周辺に毛細血管が集中してしまったことにあります。
肌はダメージを受けると肌の表皮や真皮が薄くなり、血液の赤みや筋肉などが肌の外側から透けて見えてしまうのです。
赤みのあるニキビ跡は時間と共に薄くはなるものの、完全に消えるまでには、少なくとも6か月程度はかかります。半年以上経過しても消えない場合、皮膚組織が壊されて皮膚が薄くなり、元に戻らなくなっている状態です。
赤みが目立つことによって「ニキビが完全に治っていない」と考えてしまう方も多いようですが、ニキビが治ってから半年以上の長い期間消えない赤みはニキビ跡になっている可能性が高いため、適切な対処方法に切り替えましょう。
ニキビ跡の赤み治療
基本的にニキビ跡をセルフケアで改善するのは難しく、美容皮膚科で治療すること効果の期待できる方法です。
セルフケアではどうにもならなかったニキビ跡も、医師の診察を受け適切な方法で治療すれば改善する可能性があるのです。
では、どのような治療があるかご紹介いたしましょう。
内服薬
赤みのあるニキビ跡に適しているのは肌の代謝を改善し、ターンオーバーを整えるビタミン剤やアミノ酸などです。
ビタミン剤やタンパク質を構成するアミノ酸などを服用することで、肌の再生力を高める効果が期待できます。また、ニキビ跡の色素沈着を防ぐのにトランサミンが処方されることもあります。
ピーリング
赤みのあるニキビ跡は、肌のターンオーバーを整えて皮膚を再生させることで軽減するため、ピーリング治療の効果が期待できます。
ターンオーバーのサイクルを正常に整えることでニキビの再発を防止し、今後ニキビができづらい肌を維持する治療としても有効です。
ピーリングに使用する薬剤は、個人の症状に合わせて選びます。特にニキビでお悩みの方の場合、市販のピーリング剤を使用して皮膚が炎症を起こすような思わぬトラブルに発展するケースがございます。
クリニックでは、さまざまな種類の薬剤の中から、ニキビ跡の症状や肌質などに合わせて選択するため、安心して施術を受けられます。
IPL光治療
「IPL」とは、Intense Pulsed Light(インテンス・パルス・ライト)のことで、黒・赤の色素や水分成分に反応する様々な種類の光をたばねた状態で肌に照射する光治療です。
ニキビにIPLを照射すると、ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌し、肌へのダメージなくニキビの赤みや炎症を抑え、ニキビのできにくい肌へと導きます。
また炎症を抑える波長の赤色光が、血管やニキビの赤みに吸収され、炎症性のニキビやニキビ跡の赤みを抑えます。
当院でのIPL光治療
当院は独自の治療方法で、IPL光治療を重ねて照射し、できるだけ早く効果を出すよう心がけております。
こちらは当院での症例です。(写真の無断使用は法的措置をとります)
IPL光治療5回で赤みが落ち着き、さらにはニキビができづらい肌となりました。
まとめ
ニキビ跡の赤みを改善するための方法をご紹介しました。ニキビが治った後もいつまでも赤みで悩むのは辛いですよね。
当院では、ニキビ跡の治療を組み合わせたり、切り替えたりしながら最適な治療法をご提案いたします。
また当コラムをご覧いただいた方限定で、ピーリングを¥9878(通常¥19,580),IPL光治療¥10,780(通常¥29,480)にてご案内しております。ご予約時には「コラムを見ました」とご記入ください。
まずはお気軽にご相談へお越しくださいね。