タトゥー除去
タトゥー除去とは
「タトゥーは消すことができない」「除去するには切開術によるアプローチしかないのでは」と思われることが多いですが、最近ではレーザー照射によって、従来より短い期間で、痛みも軽減させながら治療することが可能になりました。
タトゥー除去の特徴
医療技術の発達により、切開することなくレーザーを照射して消すことが容易になりました。
レーザーの熱ダメージで色素をピンポイントで破壊し、肌へのダメージを抑えます。
ただし、タトゥーが広範囲に及ぶなど、切開術の方が適している場合もあります。
色
従来のレーザーでは、黒以外の色にはあまり効果が見られませんでした。
しかし当クリニックで導入しているレーザーは、他の色にも対応できます。
大きさ
タトゥーの大きさによって治療方法が異なります。
小さいタトゥーやある程度の範囲までならレーザーで最低限の除去ができますが、背中全面など広い範囲の治療は、ご相談ください。
深さ
機械で入れたタトゥーは、職人が手で入れたタトゥーよりも深くまで色素が沈着している傾向があります。
形状
タトゥーの範囲が広い場合でも、デザインによっては最小限のリスクでレーザー治療ができる可能性があります。一度ご相談ください。
タトゥーを入れて
後悔する方も多い
就職、結婚、育児などの人生の節目で、タトゥー除去を希望する方が増えています。
タトゥーがあることで、就職先が決まらない、交際相手の親族に反対されて結婚できない、子どもがいじめられるなどのトラブルにあうケースがあるからです。
温泉やプールなどの公共施設に入ることができず、家族や友人と一緒に楽しめないといったことも起こります。
社会生活や人間関係だけでなく、保険に加入できない、MRI検査が受けられないなどの支障もあるため、除去を希望される方が増えています。
一度入れたタトゥーが
消えない理由
タトゥーは針や刃物を皮膚に突き刺して点状の傷を作り、表皮の下にある真皮層に色素を沈着させます。
皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層からなり、表皮の最下部にある基底層で新しい細胞が作られることで、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)が起こります。
しかしタトゥーで入れた色素は、基底層を通り越したもっと深い層に沈着するので、ターンオーバーで皮膚表面に押し上げられて剥がれ落ちることがありません。
このため、タトゥーを除去するためには表皮の下、真皮層への治療が必要です。
しかし真皮層のさらに下、皮下組織の脂肪層にまで色素が沈着している場合もあり、深くなればなるほど治療は困難になります。
刺青やタトゥーを除去したいとお考えでしたら、ぜひシェリークリニックにご相談ください。まずはカウンセリングを行い、治療期間や回数、費用、痛みなどをしっかり考慮し、ご納得いただいた上で治療をご提案いたします。