くま取りに、脂肪注入やヒアルロン酸は必要?

2023/04/24

くま取りに、脂肪注入やヒアルロン酸は必要?

当院で大人気の目元のオペのひとつが、クマ取り(下眼瞼脱脂)ですね

ほぼ毎日手術しておりますが、診察でも患者さんから他院では脂肪注入(もしくはヒアルロン酸)付きのプランを勧められた、と言われることが多いです。
「脂肪を取ると、くぼみが逆に目立ちますよ」と言われて、+10万円前後で脂肪注入を付けられる方が多い印象ですが、全員に必要かと言われると・・やや疑問が残ります。

今回はクマ取り(下眼瞼脱脂術)のヒアルロン酸や脂肪注入の必要性について解説いたします。。

 

目の下のくぼみが軽度


年齢が若く、目の下のくぼみが軽度で皮膚のたるみが少ない場合は、下眼瞼脱脂術のみで効果的に改善いたします。

仕上がりをイメージし、最適な脂肪の量を取り除くことで、注入を行わなくても目の下のクマやたるみの症状が解消され、若々しい印象を取り戻すことができます。

こちらは当院で下眼瞼脱脂術を行った30代の患者さんです。(※写真の無断転載禁止しております)

脂肪注入などしておりませんが、余分な脂肪を取り除いて綺麗な目元になりましたよね。


 

続いて、40代の方です。(※写真の無断転載禁止しております)
こちらの方も比較的症状は軽度のため注入はせず、脱脂のみですが綺麗な仕上がりになりました。

 

こちらも40代の症例です。

比較的窪みが強い方でしたが、注入無しの脱脂のみで改善し、ご本人からも大満足いただいておりました。

 

 

クマの凹みが強い場合は注入を併用するケースも

目の下のくぼみやたるみが強い方の場合、脱脂手術で脂肪を取り除くと、かえってくぼみが目立つことがあるため、脱脂後の状態に合わせて注入をご提案させていただく場合があります。

目の下は、「ふくらみ」と「くぼみ」が混在しているため、凸凹が大きい場合、脂肪を取り除いても、くぼみがそのままの状態であるとたるんで見えてしまいます。

この場合は注入でボリューム感を与え、強いくぼみを目立たなくできると考えています。

また、ふくらみの原因である脂肪を取り除くことで、皮膚があまり、小ジワが増えたり、たるみが目立ったりする可能性もあります。

その場合も注入を併用することで、解消が難しいちりめんジワの改善に期待できる場合があります。


当院のクマ取り(下眼瞼脱脂術)について

当院では、脂肪の「取りすぎ」や「取り残し」を防ぐために、状態を正確に判断し、下まぶたのどの位置の脂肪を取れば効果的か、
お顔全体のバランスなども見ながら慎重に確認し進めていきます。
また手術中に一度身体を起こして左右差を確認するためにも、局所麻酔で行うことがほとんどです。痛みがご心配な方は、その他の麻酔もご用意しております。

8割以上の方は下眼瞼脱脂術のみで行い、2週間後に状態を確認した上で、その後に必要になった場合にのみ注入のお話をいたします。
それでもこれまで脱脂と注入をセットで行った方は全体の1割も満たない人数です。

当院のクマ取り治療の方針として、「注入治療のセット」は、必須ではありません。ただし、一部に必要な方がいるのも事実です。

クリニックによっての考え方があるとは思いますが、気になるクマ取りもまずは脱脂のみで検討されてみてはいかがでしょうか?

クマが気になる方、まずはお気軽にカウンセリングへお越しくださいませ。
お話を聞いた上て、治療有無をお決め頂いてもちろん結構です。

またこちらのコラムをお読みいただいた方限定で特別に10%割引にてご提供いたします。
ご予約時に必ず「コラムを読みました」とご記入ください。

皆様にお会いできることを楽しみにしております。

© シェリークリニック 福岡院