エラボトックスですっきり「小顔」へ

2021/08/22

エラボトックスですっきり「小顔」へ

表情しわの治療ではすっかりお馴染みのボトックスですが、小顔効果のあるエラボトックスも美容クリニックでは人気施術のひとつです。 今回はエラボトックスについてご紹介いたします。

いわゆる“エラ”のある咬筋とは、歯を噛みしめた時にボッコリ膨らむ筋肉の部位です。

両手で両ほほに手をあてながら奥歯を噛むと、咬筋が動くのを感じると思います。 歯ぎしりや、スポーツなど力を使う場面で食いしばりの癖がある方はもちろん、毎日食べるときに使う筋肉ですので、知らず知らずのうちにこの筋肉が発達して顔が大きく見せてしまうこともあるのです。

ボトックス注射を咬筋に打つことで、筋肉の動きを抑制して咬筋が委縮し、エラが小さくなるので小顔に見えるようになります。 一方で、脂肪や太りすぎが原因で顔が大きく見える場合にボトックス注射は高い効果を見込めませんので、別の治療法をご提案することもあります。

ボトックス注射は、一般的な輪郭治療の美容施術と比較して、ダウンタイムが短いのが特長です。ボトックスを注入した直後は、ほかの注射と同様、注入箇所に腫れや赤みが生じますが、数日で改善します。まれに内出血が起きることがありますが、その場合にも1週間程度で落ち着きます。

ただ、施術直後からメイクができ、隠すことが可能ですから、あまり心配しなくても大丈夫です。 それ以外に、ボトックス特有の副作用としては、あごにあまり力が入らなくなったり、食べ物を噛むと疲れやすくなったりするといった感覚面での違和感が出ることが挙げられます。

これはボトックスの効果によって咬筋の動きが弱くなっている証拠です。 治療直後は普段の感覚との差に戸惑うかもしれませんが、数日間で慣れてきますから、こちらもあまり心配はいらないでしょう。患者様の咬筋の発達具合に最適な注入量を調整するため、効き過ぎて、表情が不自然になることはありません。

 

ボトックスの効果を最大限に出すためにも下記の点に注意しましょう。

・入浴・サウナ・運動は2-3日間ほど控える。

ボトックスは熱に弱い薬のため、効果が弱くなってしまう可能性があるので、体が温まる行為は控えてください。

・マッサージは数日間控える。

内出血や余計な筋肉に効果を出さないようにするためです。通常通り、洗顔をすることは問題ありません。

・妊活中、妊娠中、授乳中は注射することができません。

ボトックスは妊娠中や授乳中の児への安全性が、確保されていないためです。 妊娠する可能性のある婦人は、投与中及び最終投与後2回の月経を経るまでは避妊する。

男性は、投与中及び最終投与後少なくとも3ヶ月は避妊することが推奨されています。

 

ボトックス注射は同じところに定期的に打つ人もいれば、1つの部位で効果を実感できたことから他の部位を試してみたり、比較的手軽に試することのできる治療です。 効果が永久に持続するわけではないので、注射を打たなければ元の状態に戻せることも気軽に試せるポイントのようです。 効果が現れるまでの期間は部位によっても異なりますが、

エラは1~2カ月程度が目安です。例えば入学式や春のイベントに効果が出るようにしたい場合は、今から施術をしておくことをお勧めします。

もちろん、顔が大きく見える原因は、エラ以外にも考えられるため、ボトックス注射ではなく他の施術が有効になることもあります。 施術を検討する際には、まずカウンセリングを受け、その上で受けるべきかどうかを判断すると良いでしょう。

ボトックス以外にも輪郭を変え小顔に見せる施術はいくつかありますので、いつでもお気軽にご相談にいらしてください。

 

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