2021/12/23
挙筋法?瞼板法?何が違うの?
二重の埋没をししてみたい!って思っている方いますか?
なかなか迷って決断しきれないあなた!今回はそんなあなたにお勧めの二重埋没法の中でも
よく聞く「挙筋(きょきん)法」と「瞼板(けんばん)法」の違いを詳しくお話しします。
・挙筋/瞼板法の違い
そもそも埋没法とは、皮膚の浅い部分と瞼を開くときに使われる筋肉(上眼瞼挙筋)を結ぶ方法です。
目を開ける際にこの糸が食い込みそこに沿って横ラインが入り二重を作ります。
この筋肉側を結ぶ位置を直接筋肉にする場合は「挙筋法」、間接的に瞼板を結ぶ場合は「瞼盤法」と言います。
筋肉の先端に瞼板がくっついているために開眼時に糸に引っ張られてラインが入る仕組みですね
・ラインの食い込み/目の開きの違い
瞼板法は皮膚に比較的に垂直にラインが入り、挙筋法は頭側に斜めに食い込む形でラインが入ります。
そのため、瞼板法の方がラインは浅くなりやすく挙筋法の方がラインは深く食い込む分瞼のたるみも解消されやすいです。
対照的に目の開きは瞼板法では影響は少ないのですが、挙筋法ですると結び方が強いと筋肉の動きが阻害され下垂症状が悪化するリスクが高くなる点がデメリットにはなり得ます。
・腫れやすさなど
瞼板法の方が腫れにくいとお伝えしている先生が多い印象ですが、挙筋法でも適切な力で結べば腫れは目立ちません。ラインの食い込みを強くするために強く結んだ場合は挙筋・瞼板に関わらず腫れやすいですね。
瞼板法では強めに結んでも腫れが出にくいため術者の力量に差が出にくい方法になると言えます
・どっちが長持ち?
基本的にこの両者に大きな差はありませんが挙筋法の方が斜めに食い込む形に深いラインが入りやすく経過を見ていくと長持ちする方は多い印象です
皮膚のたるみによってラインが見えなくなる場合や、眼瞼下垂が進行して幅が変化する場合もあるため術式の違いでだけで長持ちするかを判断するのは難しいところではあります。
・結局どっちがいいの?
先生やクリニックによってお勧めの施術は異なりますが当院では瞼板法を行うケースが多いです。正確には、挙筋と瞼板のちょうど中間を留めることが多いです。比較的強めに留めても腫れにくく目の開きを阻害しにくい瞼板法のメリットと、挙筋側ギリギリを攻めるのでラインが深く長持ちしやすい挙筋法のメリット両方を兼ね備えていると思います。
当院の症例はこちらです。とても自然な二重で目の開きも改善しました。
このお写真では見えませんが目の開きが改善したことで額のしわが出づらくなってとても喜んでいらっしゃいました。
(※写真の無断使用をされた場合は法的措置をとります)
先生によって意見は分かれると思いますが、きちんと主治医の先生と話し合って納得された方を選んでみてくださいねカウンセリングのみの来院も大歓迎ですのでお気軽にご来院ください。