2022/07/17
ヒアルロン酸ってどれくらい持つの?
こんにちは!シェリークリニックです。
当院大人気のヒアルロン酸治療ですが、「どれくらい効果が持続するの?」というご質問をカウンセリングや診察でよくお受けします。
本日は、「ヒアルロン酸の持続」についてお話しします。
はじめにお伝えしたいことは、ヒアルロン酸治療の効果は「永久」ではありません。
注入したヒアルロン酸は、徐々に体内に吸収され、最終的には排出されていきます。
(20代に注入したヒアルロン酸が、80代になるまでずっと残っていたら・・ちょっと怖いですよね。)
ただ、これまでより効果の長持ちするヒアルロン酸も近年続々と登場しております。
製剤の違い
ただ、効果の持続にはまず製剤によって“3か月程度~2年以上”まで大きく差があります。
当院で採用している厚労省認可のジュビダームシリーズ「ボリューマXC」「ボラックスXC」においては、2年以上効果が持続することが科学的データで示されています。
厚生労働省による厳しい審査をクリアして、国内で製造販売承認を取得した、品質・有効性・安全性の高いヒアルロン酸製剤ですので、効果の持続についても安定感のある製品です。
手頃な価格で受けられる韓国製ヒアルロン酸については、正しいデータは存在しませんが、3か月~6か月程度という印象です。まずヒアルロン酸治療はどんなものか知りたいという方には安易でいいケースもあります。
ただし、安いので試してみたものの「せっかく注入したのに効果がすぐになくなった」というケースもあり、結局繰り返し注入することを考えると、持続性のある製剤を使用することをお勧めいたします。
輸入ヒアルロン酸の中にも種類がいくつもあり、持続性が高い製品もございますので、ヒアルロン酸の製剤の見極めは重要です。
注入箇所の違い
またヒアルロン酸は、注入量や打つ場所によっても持続期間は異なります。
目回りや唇は、比較的吸収が早く、「無くなった」と感じる方が多いでしょう。
一方で、おでこや顎や吸収が遅く、2年以上経っても、ヒアルロン酸が残っている感覚がある方も少なくありません。
年齢や症状の違い
さらに、年齢や症状によってもヒアルロン酸の効果の持続は異なります。
同じ量のヒアルロン酸を入れたとしても、しわが深くたるみのある患者様の方が、しわの浅い患者様比べて、効果の持続は短く感じられます。
まとめ
製品の違いはもちろん、これまでの治療歴や注入時の状態、たるみがどれくらいあって動きがどれくらい強い部分か、注入量はどのくらいが適切かなどの複雑な要素によって、「効果の持続」(≒満足度の持続)は異なります。
その方に合ったヒアルロン酸の種類や注入量は、お顔を見ないとどうしてもわかりません。メールやインスタのDMなどでも「私にはどれくらい必要ですか?」とお写真を頂きますが、実際にお顔を診た上でないと、はっきりした用量を決められない場合もほとんどです。
診察でしっかりお話させて頂きますので、
ヒアルロン酸治療は、大きな手術に比べて“簡単”ととらえられがちですが、技術や製品によっても大きく異なります。同量のヒアルロン酸を同個所に注入しても、クリニックによって出来栄えは全く異なります。
当院では、決して、売りっぱなしのような感じにはしないでここまで真剣に取り組んでいると理解いただけると幸いです。
特に顔に注入するものなので、ヒアルロン酸治療はクリニックを慎重に選ぶことをお勧めします。
💉ヒアルロン酸
💰(韓国製)0.1cc 5,980円(税込6,578円)〜
💰(ジュビダーム)0.1cc 12,980円(税込14,278円)~
※0.3㏄~購入可能
⚠️内出血、痛み、腫れ、赤み、異物感、左右差、アレルギー、塞栓等
・別途針代がかかる事がございます。