美容医療と保険診療の眼瞼下垂って何が違うの?

2022/12/22

美容医療と保険診療の眼瞼下垂って何が違うの?

眼瞼下垂症状とは

「眼瞼下垂(がんけんかすい)」とは、上まぶたが瞳孔(黒目の中心部分)まで下がってしまった状態のことを指します。

目が開きづらくなることによって、視野が狭くなるため視力が落ちる方もいらっしゃいます。また視力が悪くなることによって、肩こりなどの原因になる場合もあり、生活に支障をきたすケースもあります。

 

美容の観点では、目つきが悪く見えたり、目を額(おでこ)の力を使って開けようとするためにおでこにシワが強くでてしまうこともあり、老け顔に見えてしまいます。

 

生まれつきの場合もありますが、年齢とともにまぶたの筋肉が衰えて眼瞼下垂の症状がでてくる方もいらっしゃいます。

昔に比べて、「二重幅が変わってきた」とか「おでこにシワがでてきた」という方、眼瞼下垂を疑う場合もございます。

 

 

保険診療の眼瞼下垂とは

 

眼瞼下垂は、眼科や形成外科で保険診療でも受けられる場合がございます。

美容クリニックで受ける場合の眼瞼下垂と何が違うのか説明いたします。

 

保険診療が適応となる場合

「生活に支障が出るほどの症状がある」と診断された場合は、眼瞼下垂手術費用に健康保険が適用され、自己負担額は両目で5万円程度です。

ただし、保険適用されるかどうかは、明確な基準や数値化がされていないため、ご自身では生活に支障をきたしている症状だと思っていても、医師の判断によって、保険適用外になるケースもあります。

一般的には、生まれつき眼瞼挙筋が極端に弱い方以外で、2030代の方が保険適応となることはほとんどないと言われております。

 

保険診療と美容治療の違い

保険診療でも行える眼瞼下垂の治療ですが、最大の違いは、美容治療は“見た目の改善”を目的としている点です

保険診療は、「健康」目的での治療となりますので、基本的には視力やまぶたの重みなどの症状が改善すれば、どんな目元にしたいなどの要望を細かく叶える事はできません。適用される術式も、診察によって医師が最適なものを決めていきます。

 

一方で、美容治療では、どんな二重幅にしたいのか、どんな形にしたいのか等の要望を細かく相談しながら決めていく事が可能です。

 

もちろん保険診療だから見た目がおかしくなってしまうとか、美的なセンスがないというわけではありません。

美容的に改善したいのか、症状を取りたいのかによって治療方法が異なるために、クリニック選びが重要ということをお伝えしております。

 

こちらは当院で眼瞼下垂の治療を行った患者様です。(※写真の無断使用は法的手段をとります。)

 

 

施術名:眼瞼下垂
施術の説明:まぶたを切開し、瞼板から挙筋をはずして縫い縮め、引き上げる力をより強くする
施術の副作用(リスク):だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・目がゴロゴロする、施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ、傷痕のもり上がり・凹み ・色素沈着、左右差
施術の価格:198,000円(税込 217,800円)~598,000円(税込 657,800円)

 

目の開きや重たいまぶたが改善し、自然に若返った印象ですよね。

目元は少しの違いで大きく印象を左右するパーツであり、美容外科の中でも特に人気の高い分野です。

当院ではカウンセリングのお時間をしっかりとお取りして、ご理解いただけるようにできるだけ専門用語は使わず、わかりやすいご説明を心がけております。

また何度でもカウンセリングは無料でございます。(初回の方のみ初診料¥1,100

気になる症状があれば、まずはカウンセリングへお越しください。

 

© シェリークリニック 渋谷院