進化するヒアルロン酸治療

2020/10/30

進化するヒアルロン酸治療

当院で最も人気の施術のひとつは、ヒアルロン酸治療です。

以前はヒアルロン酸治療といえば、ほうれい線などのシワの溝を埋めるだけで終わる治療が一般的でした。ただこの方法は、表情を作った際に違和感がでたり、技術がないと注入箇所がボコボコしたり、左右差が出てしまったりと、いかにもヒアルロン酸が入りましたというお顔できてしまうという問題点がありました。
このようにほうれい線が気になるからと、ほうれい線の溝を埋めるだけでは、老化の根本的な解決ではありません。何が原因か、どこが問題かを見極めて、そこにアプローチし治療していくことが大切です。根本的な原因を治療するということは、老化の原因に沿って、ヒアルロン酸を注射します。

▶ 新しいヒアルロン酸注入法とは

部分的にほうれい線の溝だけに注射するよりも自然で、顔のバランスを整えることができ、骨格の補充と強化によって老化スピードを緩やかにするアンチエイジング効果も期待できます。このようなヒアルロン酸注入法は、日本に限らず世界各国で導入されている治療法「MD-code」と呼ばれています。従来の治療法に比べて、治療効果が高く自然な仕上がりが期待できるので世界でも認められています。

▶ ヒアルロン酸を入れるとお顔が膨らむ!?

ヒアルロン酸製剤は1本たった1.0mlですから、5本でようやく小さじ1杯程度です。
スプーン1杯の量のヒアルロン酸でも適切な位置に注入すると顔全体の印象は大きく変わり適切な位置に適切な量を入れたら、お顔がパンパンの状態のいわゆる「ヒアル顔」になることはまずありません。

▶ ヒアルロン酸でトータルフェイシャルトリートメント

当院では「トータルフェイシャルトリートメント治療」として注入治療をご提案させていただいております。トータルフェイシャルトリートメントとは、既にできてしまった「しわ」そのものだけでなく、原因となっている周囲の組織も含めて、お顔全体にアプローチするという考え方です。気になっているしわだけではなく、お顔全体でのしわ治療を行います。お顔全体の印象を立体的に改善することで、女性のナチュラルな美しさの実現と高い満足度を目指します。

また注入治療はお家を立てる様子によく例えられます。家を建てる時、まず土台を作ったあとで、壁や屋根などの外壁を作り、最後に床にタイルを貼ったり、屋根にペンキを塗ったりと細部を作りますよね。このようにヒアルロン酸治療も順序だてて、土台から治療していくことが基本です。
お顔でいうと、土台は中央の頬骨部分にあたります。お顔の骨や脂肪のボリュームが減少していると、どんなに治療をしても効果が出ません。そこで、ヒアルロン酸で土台をしっかりと整えます。次に顎やこめかみ、フェイスラインに着目し、それぞれの輪郭をしっかり形成するために、ヒアルロン酸を注入します。そしてようやく最後に仕上げです。ヒアルロン酸で、ほうれい線やマリオネットラインなどのシワを埋めていくのは、最終段階です。
シワを埋める前に土台となる部分を作ること。大切なのは順番です。土台が復活すると、細部のシワが気にならなくなるケースが多いのです。

▶ 美しい顔とは

顔が美しく見えるパーツの比率などがデータ化されており、その比率に効果的に近づけるためのヒアルロン酸注入ポイントや注入深度も研究されています。これは人種・年齢・性別問わず美しいお顔立ちと言われております。
これにより、ヒアルロン酸注入治療は、老けてたるんだ顔や、まだ若いのに疲れて寂しげに見える顔立ちをリフトアップさせ、魅力的に見せることが可能になりました。
ただし治療を担当する医師には「解剖学」の徹底的な研鑽が必要になります。

▶ 当院採用のヒアルロン酸

世界で最もシェアが高く、日本の厚生労働省も認可のジュビダームを中心に実績がある製品を採用しております。ジュビダームの最大の特徴は効果の持続期間が長いことで、1年半から2年程度持続すると言われております。
さらにこれらの製剤は、従来の製剤の欠点であった「注入後に水分を含んで膨らむ」ということがほとんどありません。そのため「いかにもヒアルロン酸顔」という失敗がないのです。

当院は、ヒアルロン酸治療の熟練した医師と知識豊富なカウンセラーが在籍しております。いつでもお気軽にお問い合わせください。

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