鼻プロテーゼ

隆鼻術(鼻プロテーゼ)とは

鼻プロテーゼ

プロテーゼは、人工材料であるシリコンを挿入し鼻を高くする方法です。

使用するプロテーゼはおもに「I型」です。プロテーゼは、それぞれの鼻の形に合わせて幅や厚みを調整し挿入します。

プロテーゼだけでは鼻筋を通すことはできますが、鼻尖の団子鼻の解消や鼻先を細くすることはできます。

それらをご希望の場合には、鼻尖形成をあわせて行う必要があります。術前に患者様のお悩みの部位とご希望の形を伺います。

施術方法

基本的に、全身麻酔を用いて鼻の穴の内側を少し切開してプロテーゼを挿入します。

切開部を縫合し、固定を行って終了です。

 

鼻プロテーゼと
ヒアルロン酸注射の違い

鼻プロテーゼとヒアルロン酸注射の違い

ヒアルロン酸注射による隆鼻術は、注射で手軽に鼻を高くできます。

メスを入れずにできるメリットは大きく、鼻の根本や鼻筋などの低さが目立つ部分に注入してラインを調整できるという自由度の高さも魅力です。

しかし、ヒアルロン酸はもともと体内にある物質のため、時間の経過とともに体に吸収されていきます。

そのため鼻のラインなどをヒアルロン酸で維持しようとすると、定期的に注入しなければなりません。

鼻プロテーゼの場合は、そのような心配はありません。

シリコン製なので触り心地も自然で、体の拒絶反応が少ないというメリットがあります。

鼻筋も歪みなくシャープにすることができます。

半永久的に美しい鼻筋を手に入れたい方は、鼻プロテーゼをおすすめします。

鼻プロテーゼの入替・
抜去について

鼻プロテーゼの入れ替え・除去について

通常の鼻プロテーゼの手術の他、以下のような方の再手術、セカンドオピニオンも承ります。

  • 鼻プロテーゼを抜きたい
  • 鼻プロテーゼを入れたが、もっと鼻を高くしたい
  • 鼻プロテーゼのずれを修正したい
  • 以前に入れたL型(I型)シリコンプロテーゼをI型(L型)と交換したい
  • 鼻筋の幅をもう少し狭くしたい
  • 他院での手術の仕上がりに不満がある

プロテーゼの除去によるダウンタイムは少なく、腫れは数日〜1週間で回復します。

プロテーゼを挿入するときと同じような傷跡ができます。

至近距離で見ると手術していることが分かりますが、メイクで隠すことができます。

鼻プロテーゼ

 

所要時間 90分
ダウンタイム 腫れのピークは、手術当日から翌日までです。約1週間ほど強い腫れがでます。
プロテーゼが完全に固定化するには、平均3ヶ月~6ヶ月ほどかかります。
傷跡 術後7日目くらいに抜糸します。抜糸後も至近距離で見れば手術しているのは分かります。メイクをすることで目立たなくなります。
通院 手術当日と1週間後の抜糸の日に、ご来院していただきます。
洗顔・メイク・入浴・飲酒等 術後1ヶ月は、激しい運動・サウナ・長時間メガネの着用・お顔のマッサージ・強く鼻をかむ、うつぶせ寝、強く鼻を触る・歯の治療を避けてください。
鼻の中に傷がありますので、花粉症やアレルギーで鼻水が出る場合は、内服薬を服用し、極力鼻水が出ないようにしてください。

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