マスク生活で「肝斑」増えてませんか?

2021/04/30

マスク生活で「肝斑」増えてませんか?

関東の緊急事態宣言がようやく開けましたね。在宅勤務から通勤に変わる方、春から新生活が始まる方もいらっしゃる方もいるかもしれませんね。

マスク生活もまもなく1年になります。

長いマスク生活でお肌荒れが気になる方が最近当院にも来院されます。

ニキビが増えたり、肌が脂っぽくなり毛穴が目立ってきた方、口周りのたるみが気になる方などお悩みは様々ですが、「目の下にシミが増えた気がする!!」とご来院される方が最近とっても増えています。

そのシミ、実は肝斑(かんぱん)かもしれません😿

今日は肝斑治療について改めて説明していきます。

肝斑(かんぱん)とは

「肝斑」とは、シミの種類の1つで女性ホルモンの影響で起きると言われる、左右対称の淡いシミです。30代~40代の女性にできやすいのも特徴で、肝斑の範囲が広くなるとお顔全体がくすんで見え、暗い印象を与えてしまいます。

一般的には、目の下やほほ、額、口のまわりなどにできることが多いです。

肝斑の原因は、「女性ホルモン」「紫外線」そして「摩擦」と考えられています。

肝斑は女性ホルモンの影響を受けるため、妊娠がきっかけになる場合や、生理前や体調が悪い時、更年期などに頬に淡いモヤモヤとしたシミ、くすみが濃く出てくることがあります。

普段は気にならなくても、日によって濃さが違ったりもします。

また最近では肝斑な主な原因は肌への「摩擦」だと考えられています。頰骨の輪郭に沿って左右対称に黒ずみが生じることが多いので、

洗顔時や化粧品をつけるときに左右対称に顔を触ることと関係していると考えられています。

 

マスクで肝斑は悪化する!?

日常生活の刺激でさえも悪化するため、マスクのワイヤーが当たりやすい目の下や頬などに、刺激が重なって、徐々に肝斑濃くなっている方は増えています。

またマスクがあるからとってお化粧をサボりがちな方、日焼け止めを塗らずに外出してしまうなんて方もいらっしゃるではないでしょうか😢一般用の不織布マスクは紫外線を透過してしまう商品もあり、マスクをしていても紫外線によって肝斑を悪化させている可能性が十分にあります。

またマスクのせいで、お肌のターンオーバーを鈍らせて、古い角質がたまりやすいお肌で荒れ放題になんてこともあり得ます。

マスクによって刺激を与えるだけでなく、バリア機能のないお肌になり、肝斑が作られやすい環境ができてしまっているんです。

 

肝斑への効果的な治療は?

肝斑が気になって、美白化粧品を擦り込む、コンシーラーを濃くつけるなど刺激することは逆効果です💦また従来のシミ治療で用いられていたレーザーでは余計に悪化することになってしまいがちで、肝斑はシミの中でも最も困難な治療のひとつとされてきました。

また、セルフケアやマッサージ、一般的なレーザー治療の刺激によって肌のメラノサイトが活性化し、逆に肝斑を悪化させてしまう可能性すらあります。

これまでの治療方法として、トラネキサム酸やビタミンCなどの内服薬、イオン導入など美白成分の入った外用薬が主流でした。これらの治療で効果を実感するまでは一般的に数カ月はかかります。

しかし現在は、肝斑を悪化させることなく照射できる“ピコレーザー”も登場しており、内服・外用薬,美容ピーリングと併用しながら肝斑を薄くすることが可能になりました。

ピコレーザーは、強い熱エネルギーで急激にメラニンを撃退するのではなく、程よい熱エネルギーをシャワーのように均一に当て、少しずつメラニンを減らしていく「トーニング」という照射方法を用いることで、安全で確実な肝斑のレーザー治療です。

そのため肝斑を悪化させづらいのに加えて、従来のレーザーより少ない回数で効果が出るため、近年広がってきた治療法です。一般的には1クール2週間おきに5~6回程度で効果を感じられると言われております。

またピコレーザーはシミ、肝斑の他にくすみ、毛穴の開きにも効果があり、治療回数を重ねるごとに肌のキメが整います。

ダウンタイムと副作用について

ピコトーニングは、従来のレーザー治療のような赤み・腫れがなく、かさぶたもできず、ダウンタイムがありません。お忙しい方、お仕事をされている方でも安心です。従来のレーザーは皮下の真皮層まで強い熱を与えるために表皮にある程度のダメージがかかっていましたが、 ピコトーニングは熱刺激が少ないため、お肌に負担をかけずに治療ができます。

当院のピコトーニング照射方法について

当院ではトーニング治療を「点」ではなく、「面」で治療をするため、お顔全体を重ねるように繰り返し照射いたします。

少ない回数で十分に効果が得られるため患者さんの症状に応じた出力や照射方法で、その方に合ったオーダーメイド治療を行っております。皮膚の実際の状態を見て機械のモードや出力設定、パス数を調整する必要があるからです。

これまで他のクリニックで治療を受けたけれど改善を実感できなかった場合でも、異なる治療方法でアプローチすると効果が得られることも多くあります。当院で最も人気のシミ治療“ピコトーニング”、まずは試しにいらしてください。

当院での症例がこちらです✨お顔のトーンが上がって、美肌のきめ細かさがよくわかるようになりましたね💓

ピコレーザー


施術名:トーニング
施術の説明:シミの原因であるメラニンに反応するレーザーをピンポイントで照射することで、気になるシミを除去する治療です。シミの色素を破壊し自然な肌の色味に改善します。
施術の副作用(リスク):疼痛・発赤・火傷・色素沈着・白斑・等
施術の価格:9,800円(税込10,780円)~19,800円(税込21,780円)

まだまだマスク生活は長く続きそうですが、ホームケアやクリニックでのケアも加えて、お肌を整えていきましょうね。

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