眼瞼下垂

眼瞼下垂のポイント

眼瞼下垂とは簡単に言うと『目の開き』が悪い状態です。

通常、目を開ける時、眼瞼挙筋(まぶたを挙げる筋肉)が瞼板をひっぱり目が開きますが、眼瞼下垂の方はこの機能に問題があり、目の開きが悪くなっている状態です。

そのため眉毛・額の筋肉で目を開こうとするので、おでこにシワが寄ったり、目つきが悪くなることがあります。

目元で印象が変わる

まぶたが下がると老けた印象を与えがちに…。

治療すれば目元がすっきりとして、若々しくいきいきとした表情を手に入れることも可能となります。

術後は目もとがパッチリするだけでなく、視野障害も改善されます。

点眼麻酔と局所麻酔にて行います。

上瞼を切開した後、眼窩隔膜を切開して挙筋腱膜を露出させ瞼板へ固定して縫縮します。

瞼板中央、内側、外側の3か所で縫縮固定することで左右のバランスを取るとともに上縁の形を整えて、より確実な効果を得ることが出来ます。

他院での手術後の相談をいつでも受け付けています。

所要時間	60分
ダウンタイム	腫れのピークは2-3日程度、完成までには1か月かかります。
通院	手術当日と１週間後の抜糸の日に、ご来院していただきます。
メイク・洗顔・シャワー	翌日から可（目元は1週間後から）
抜糸	5〜7日後に抜糸が必要です

術瞼を切開して手術をおこないますので、傷跡はのこります。

ただ、眉毛下や二重のラインなど傷跡の目立たない位置で切開しますので、ほとんどの場合気になりません。

目もと以外のメイクは当日から可能ですが、目もとのメイクは抜糸（一週間後）まで控えて下さい。

眼瞼下垂は老化や筋肉のゆるみによって発症するため、術後も下垂症状は少しづつ進行します。

ただし、手術によってしっかりと瞼板と筋肉をむすびつけるため、その進行は大幅に遅くなります。