ボトックスとヒアルロン酸の違いは?どっちを選べばいいのか徹底解説!

2023/12/24

ボトックスとヒアルロン酸の違いは?どっちを選べばいいのか徹底解説!

目次
    1. ボトックスとは
    2. ボトックスでできること
    3. ヒアルロン酸とは
    4. ヒアルロン酸でできること
    5. ボトックス・ヒアルロン酸の違い
    6. シェリー流”技あり”ヒアルリフト

ボトックスとは

ボトックスとは、ボツリヌス菌の毒素から抽出した成分をもとに作られた薬剤の名前です。

「毒素」と効くと怖いイメージかもしれませんが、天然のたんぱく質からできた毒素を分解・精製したもので、

ごく少量だけ筋肉に注射した場合、その筋肉の動きがゆるむことが分かっています。


もともと、眼や顔面のけいれん治療薬として開発され使用されていましたが、

現在はこの働きを応用し、美容目的でも使用されています。

欧米では、美容外科・美容皮膚科で、しわの治療薬として10年以上の歴史があります。


ボトックスでできること

美容で一般的に行われるボトックス注射を使った施術は、以下のようなものがあります。

 

表情じわの改善

顔面の中でも特に人気なシワ取りは「額のシワ」と「眉間のたてジワ」です。
そのほかにも「目じりのシワ」や「顎のシワ」なども人気です。

施術方法は、シワの原因となる筋肉箇所にボトックスを少しずつ注入します。極細の針を使用するため痛みはほとんどなく、傷跡の心配もありません。

効果は個人差がありますが、数ヶ月から半年ほど持続します。繰り返し注射することでシワを作る筋肉そのものの働きが弱まるため、継続して施術を受けることで、効果の持続期間が次第に長くなります。

エラ張りを改善

エラ張りの原因には、生まれつき骨が突き出ている場合と、エラ周りの「咬筋」という筋肉が必要以上に発達している場合とがあります。
ボトックス注射によってエラ張りを解消できるのは、後者の場合です。

「咬筋」に直接ボトックス注射し、筋肉の働きを抑制することでエラ張りが解消、スッキリしたフェイスラインを手に入れることができます。
筋肉は継続して使わなければ細くなる性質があるため、咬筋への注射を数回繰り返すことで、ボトックス注射を止めたあともスッキリとしたフェイスラインを維持することができます。

ふくらはぎを細くする

ボツリヌストキシンは、美脚効果も期待できます。
ふくらはぎの筋肉は、歩くことで常に使うので筋肉が発達しやすい部位です。そのためダイエットなどの努力では痩せにくい部位と言えます。しかしボツリヌストキシンをふくらはぎの筋肉に注射することで、発達した筋肉を小さくして足をほっそり見せることができるのです。
ふくらはぎに限らず、発達した筋肉が原因で太くなってしまった太ももも、ボツリヌストキシンで徐々に女性らしいほっそりとした足に近づけることができます。


多汗症やワキガの改善

多汗症とは、手のひらや足の裏、わきの下などに必要以上に汗をかいてしまう病気で、ワキガはワキから不快な臭いを放ってしまうものです。

ボツリヌストキシン注射は、ワキガの原因となるアポクリン汗腺や多汗症の原因となるエクリン汗腺の働きを弱め、大量の汗と不快な臭いを抑えてくれます。



ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸注射とは、透明なジェル状のヒアルロン酸を皮膚の下に注入して、ボリュームアップやシワ改善などの美容効果を得る治療法です。

ヒアルロン酸そのものはヒアルロン酸そのものは、体内に注入すると吸収されてしまう物質なので人体にとって安全ですが、すぐに吸収されてしまってはシワやたるみの改善効果が期待できません。

そのため、美容クリニックで一般的に使われるヒアルロン酸は、効果を持続させるために、

ヒアルロン酸同士を結びつけ吸収されにくい構造に加工しています。この製造方法によってヒアルロン酸の持続力や使用用途もかわります。

ヒアルロン酸でできること

ヒアルロン酸は、皮膚に注入することで、シワを伸ばしたり、最近では、骨上などに注入し、たるみを改善させるものとして使用されています。

例えば
・ほうれい線
・マリオネットライン
・鼻や顎の形成
・フェイスラインをすっきり見せる
・目の下の窪み
・ 涙袋や唇の形成

など、アンチエイジングや輪郭形成がヒアルロン酸治療で可能です。



ボトックス・ヒアルロン酸の違い


 ボトックスは筋肉の動きを抑制する治療に対して、ヒアルロン酸はボリュームがない部分を補う治療です。

全く作用が違うため、適応部位も異なります。

シワの治療で言うと、表情によって動くシワ(眉間・目尻・バニー等)はボトックス,たるみによってできたシワ(ほうれい線・ゴルゴライン等)はヒアルロン酸で治療します。

全く異なる2つの治療ですが、2つの治療を併用することがさらに効果が期待できます。


”シェリー流”技ありヒアルリフト

多くのクリニックでヒアルロン酸治療は行われていますが、当院では「ヒアルリフト」と呼ばれるヒアルロン酸によるリフトアップ治療が人気です。

顔面の老化の原因の中でも、特に骨格によるボリュームロスや、顔面骨格と皮膚組織をつなぎとめる靱帯(じんたい)を補強するために、

お顔の「土台作り」を意識したヒアルロン酸注入注入です。

単にしわを埋めるだけ、では実は自然な若返り効果が難しい場合があります。

お顔の美しさは何よりバランスで決まりますので、プロの目から見て最も自然で美しく仕上がる施術をご提案しております。

こちらは当院でのヒアルリフトの症
例です。(写真の無断転載は法的手段をとります)

お顔がリフトアップして、フェイスラインがシャープになりすっきりしましたね



「ヒアルロン酸を入れると横幅が広くなるんじゃないか・・・」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

実は、ヒアルロン酸を注入した方がぐぐっと引き上がるんです。

効果の持続は約2年で、使用するヒアルロン酸製剤によっても効果の持続は異なります
また、ヒアルロン酸製剤は何回か注入すると持ちがよくなり吸収されにくくなるので、効果も初回より長く持続します。

そのため、2回目以降は1年〜1年半に一回のメンテナンスでよくなるケースが多いです
ですので、最近では若いうちから(20~30代でも)ヒアルロン酸注入施術をお勧めします。



施術名:ヒアルロン酸
施術の説明:ヒアルロン酸を気になる部位に注入し、シワやハリ・肌質を改善する方法です。
施術の副作用(リスク):疼痛・腫れ・内出血・血管閉塞・アレルギー・感染・硬結を生じる可能性があります。
施術の価格:5,980円(税込6,578円)~119,000円(税込130,900円)

ヒアルロン酸は、硬さや製法などによって複数の種類があり、ご希望の注入部位や目的、お悩みによってどのヒアルロン酸を何本使うのかが変わってきます。

同じ部位を治療する場合でもいくつかの種類を併用する場合があります。

最低限、変化を出すための必要量もありますので、
診察で医学的見地からヒアルロン酸の必要な種類や量を提言しております。

ここまでコラムをお読みいただいた方へこっそり嬉しいお知らせです。

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