多汗症
多汗症とは
多汗症は、汗の分泌量が異常に多く、日常生活で本来汗をかかないような場面でも、大量に汗をかいてしまいます。
手汗が気になって人と手をつなげない、ハンカチが手放せないなどのお悩みはありませんか。
シェリークリニックでは、多汗症でお困りの方のために、きちんと診断、治療を行い、症状の改善が図れるようアプローチしております。
多汗症の症状(種類)
通常、汗は暑さで熱を感じたり、運動をしたりしたときにかきます。
しかし多汗症は、そのように生理的に汗をかくような状況でなくても、多量の汗をかきます。
手や足の汗には「滑り止め」としての役目もありますが、汗が多すぎると、物を持つ、歩くなどの日常動作に支障をきたすようになります。
思春期前後に発症する場合もあれば、成人してから発症する場合もあります。
多汗症に多い代表的な症状は、以下のようなものです。
- 汗の量が多くてニオイが気になる
- 服の汗じみが気になる
- 手が汗ばんで紙やキーボードが濡れる
- サンダルを履くと汗で滑る
- 暑い日ではないのに下着が濡れるほど汗をかく
多汗症の原因
暑かったり辛いものを食べたりして上がった体温調節をする際や、緊張したときなどに、全身にある「エクリン汗腺」から汗が分泌されます。
99%が水で構成されてサラサラで、ほぼ無色・無臭です。
しかし、過度の疲労やストレスによって汗に古い角質や皮脂などの老廃物などが混じり、雑菌と反応すると、むっとしたニオイの原因になります。
多汗症には「全身性多汗症」と「局所性多汗症」があります。
1.全身性多汗症
腹部や背中、足など全身に大量の汗をかきます。
低血糖や更年期、感染症、甲状腺機能亢進症や褐色細胞腫など、原因が特定できる全身性多汗症を「続発性多汗症」といい、原因不明なものを「原発性多汗症」といいます。
2.局所性多汗症
手のひらや足の裏、脇など、特定の部位から多量の汗が出ます。
幼少期や思春期に発症するケースが多いと言われています。自律神経の調整がうまくいかないために発症する頻度が高いとされています。
多汗症は大量に汗をかくため、日常生活に支障をきたすだけでなく、ニオイにも悩む方が多いです。
多汗症は疾患であり、適切な治療をすれば改善が期待できるので、ぜひシェリークリニックへご相談ください。
患者様の症状やお悩みにあわせて、ドクターがカウンセリングを行い、適切な治療計画をご提案いたします。