2021/04/16
ジュビダーム史上最高硬度✨新製品ヒアルロン酸「ボラックス」について
みなさん、こんにちは🌸ようやく暖かい日差しの日が増えましたね。
春は、新しい出会いや写真を撮るようなイベントも増えてくる季節ですよね。
ぜひ美容医療を上手に取り入れて、自信をもって新しい季節を迎えませんか?
今日は“ナチュラルに”“簡単に”変身できる美容医療でお馴染みの「ヒアルロン酸」のご紹介です。
この度「ボトックス」「ジュビダーム」でお馴染みのアラガン社からヒアルロン酸新製品が発売になりました。
ボラックスはアラガン社が発売しているジュビダームシリーズの中で最も硬いため、今まで以上にシャープで美しい形づくりが可能です。当院で採用するジュビダームシリーズはこれで第4弾になります💕
当院でも発売日から導入をはじめ、患者さまからもお問合せを多数いただき、早速注入された方もいらっしゃいます。
そんな新製品「ボラックス」はどんな商品か・・早速見ていきましょう!
1. ボラックスの特徴
これまで最も強度の高いヒアルロン酸はジュビダームシリーズの「ボリューマ」でしたが、「ボラックス」は約2倍の弾力のある製剤です。
従来、鼻や顎に使用されている「クレヴィエル」よりも硬さがあり、よりシャープなデザインが実現できます。注入直後から効果がわかるため、非常に満足度の高い施術です😊
2. ボラックスの適応部位
- <アゴ>
ボラックスはボリューマよりも硬いので、さらにシャープで美しい顎の形成が可能です。日本人は顎が小さい人が多いです。顎を前に出すとお顔全体のバランスがとても良くなるのですが、ヒアルロン酸が横に広がってしまっては美しくありません。理想のEライン形成のために、アゴのボラックスがおすすめです。
- <鼻>
水分を含みやすい従来のヒアルロン酸をお鼻に注入してしまうと、
いわゆるアバターのような不自然なお鼻になる可能性がありました。
また従来のヒアルロン酸でも、美しくスッとシャープな鼻が仕上がりますが、しっかり高さを出すと広がる恐れがあるので、高さを出したい場合は流れにくいボラックスが向いています。
- <フェイスライン>
たるみによって輪郭が曖昧になり、首とお顔の境目がぼやけていきます。このような患者さんには、なるべくリフトアップさせるように、ヒアルロン酸を注入します。顎裏や口横のたるみも改善が期待できる注入方法です。
HIFUやスレッドリフトでもフェイスラインは改善できますが、より自然にアンチエイジングが実現できる方法として最近ではヒアルロン酸も用いられます。
特にボラックスのリフトアップ効果はこれまでの製剤で最も高いため、口周りのたるみには効果的です。
3. バイクロスシリーズについて
「ボラックス」はアラガン社独自技術である「バイクロス」という製法で作られています。
ジュビダームバイクロスシリーズは、高分子ヒアルロン酸と低分子ヒアルロン酸が効率よく架橋結合され、よりしっかりとした網目構造になることにより、①長期持続される②水分で膨らみにくい③リフトアップに適している、という特徴があります。
通常のヒアルロン酸で、形成した状態の持続期間は1年程度でしたが、バイクロスシリーズは最大2年というメリットがあります。従来のヒアルロン酸に比べるとやや高価ですが、吸収されるまでの「持ち」を考えると、実はコストパフォーマンスとしても、とても良い製剤と言えるかと思います。
アラガン社のヒアルロン酸は、日本でも数少ない「安心・安全」なヒアルロン酸です。安全性を重視する方にはおすすめですね。
4. ヒアルロン酸の種類について
当院で取り扱いをしているアラガン社のヒアルロン酸を簡単にまとめてみました。
それぞれヒアルロン酸濃度,凝集性,男性が異なり部位ごとに適するように作られています。「ヒアルロン酸を入れた」と言ってもどこにどんな製剤を入れたかと知っていると経過や今後の治療を決めるうえでも参考になります😊
- 【ボルベラXC】(濃度:15㎎/㎗)
特 徴 : 柔らかく、なめらか。
適応部位: リップ、目周り、刻まれたシワなど。皮膚の浅い層にも注入できます。
持続期間: 約12ヶ月
- 【ボリフトXC】(濃度:17.5㎎/㎗)
特 徴 : なめらか、馴染みが良い。
適応部位: 法令線、口周りなど。皮膚が薄い方への注入に最適です
持続期間: 約18ヶ月
- 【ボリューマXC】(濃度:20㎎/㎗)
特 徴 : お顔のボリュームを出し、滑らかで自然なリフトアップを実現します。
適応部位: 頬、こめかみ、額、あごなど。お顔全体に使えます。
持続期間: 約24ヶ月
- 【ボラックスXC】(濃度:25㎎/㎗)
特 徴 : 組織を持ち上げて理想の形を作る。シャープなラインを作る。
適応部位: 下顔面のフェイスラインを整える。鼻・顎の形成に向いています。
持続期間: 約18ヶ月以上
※持続期間はボリューマより短いですが、こちらはボリューマとボラックスで異なる基準でデータを取得したためだそうです。実際には凝集性の高いボラックスの方がボリューマよりも持続期間は長いと考えられています。
5. 注入医師について
ヒアルロン酸はどんな製品を選ぶかと同様に、医師の「技術」「センス」「経験」この3つに大きく左右されます。同じヒアルロン酸を注入しても、医師の注入方法によって結果が違うのは恐らくこのためです🏥
ヒアルロン酸の上手な医師を探すのは難しく、ホームページの情報だけではなかなか分からないですよね。また同じクリニックに何名も医師が勤務している場合も、誰を指名していいか困ってしまうと思います。
当院では、ヒアルロン酸やボトックス注入専門医師が在籍しており、医師が患者さんに適した製剤をお選びいただきます。カウンセラーも全員注入経験があるので、痛みや効果の実感などをお話しさせていただきます。
まずは、カウンセリングでヒアルロン酸のお話を聞きに来てくださいね。