多くの患者様が悩まれるシミと肝斑。実は、シミ単独ではなく、肝斑との混合症例が多く見受けられます。他院では「光治療やシミ取りレーザーは肝斑リスクがある」と判断され、治療が難しいとされるケースも少なくありません。しかし、当院では計画的かつ適切な治療を行うことで、肝斑がある場合でも安心して治療に臨めるよう努めています。
【当院の治療計画のポイント】
肝斑の重症度の評価
まず、肝斑の状態をしっかりと確認します。軽度の肝斑の場合、シミと混在していても、全体の治療効率を重視し、光治療やシミ取りレーザーを実施します。
シミと肝斑の特徴に応じたアプローチ
シミは皮膚の最上層に付着しているため、レーザー治療の刺激で改善が期待できますが、肝斑は下層に位置しており、同じ刺激で逆に悪化するリスクがあります。
肝斑が軽度の場合:濃いシミの治療にかかる時間を考慮し、多少肝斑を刺激しても光治療やシミ取りレーザーを選択します。シミが薄く肝斑が目立つ場合: まずトーニングと呼ばれる深層に到達するレーザー治療で肝斑の濃度を下げ、肝斑が改善してシミが浮かび上がる状態になった段階で、シミ取りレーザーや追加のトーニングを行います。
最終仕上げ
最後に、再度トーニングコースを施行し、全体の仕上がりを整えます。
このように、シミと肝斑の状態に合わせた柔軟な治療計画を立てることで、最適なケアを提供しています。ぜひ一度、当院での治療をご検討ください。