フェイスラインのたるみを改善する美容施術として、ハイフ(HIFU / High Intensity Focused Ultrasound)が話題です。
ハイフとは、「高密度焦点式超音波治療法」のことです。たるみやしわを改善する「切らないリフトアップ治療」として、近年人気となっているのです。
インターネットの口コミでは「40代ではハイフはあまり効果がない」「50代でのハイフはもう遅い」といった意見もあるようです。しかし、ハイフはむしろ、40歳代のお肌のたるみ改善に高い効果が期待できる施術です。50代の方でも十分な効果が期待できる治療なのです。
40代~50代 肌のたるみの原因は?
- 女性ホルモン(エストロゲン)の減少
- 真皮のコラーゲン・ヒアルロン酸量の減少
- 表情筋の衰え
- 紫外線による光老化
お肌のたるみの原因は、簡単に言えば「加齢」です。
女性ホルモン(エストロゲン)は30代後半から減少していくといわれていますが、それに伴い真皮層で生成するコラーゲン量も減っていきます。
真皮層のコラーゲンは、お肌のハリや弾力を保つ重要な役割を持っています。そのため加齢によりエストロゲンの量が減れば、コラーゲンの生産量も落ちてしまい、お肌のたるみにつながるのです。また加齢により筋力が低下すると、表情筋の機能も低下します。表情筋が衰えれば顔の皮膚を支える力が弱まり、フェイスラインのたるみにつながります。
この「加齢によるお肌のたるみ・シワ」に対して、大きな改善効果が期待できるのが、ハイフ治療なのです。シェリークリニックでは3種類の医療ハイフ機を導入。患者様お一人おひとりのお悩みに最適なハイフ施術が提案可能となっています。
ハイフは超音波レーザーご希望の方は シェリークリニックへご相談を
ハイフは超音波レーザーをたるんだSMAS筋膜層にまで照射することで、お肌のたるみを改善する治療方法です。
そのためSMAS筋膜のたるみが少ない10代~20代前半の方には、医療ハイフはあまりおすすめできません。むしろ筋膜層が弱くなっている40代~50代の方が、医療ハイフによるたるみ改善効果は期待できます。
もちろん、効果には個人差があります。そのためにも、お肌のたるみでお悩みの際は、医療ハイフ以外の施術も含めて、医師と一緒に相談しながら最適な治療方法を選びましょう。
この記事を書いた医師

勝沼 栄明 | 新宿本院 院長